グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



おでかけ周遊ルート「空港ぐるっとハイキング」


〜間近で飛行機を見て見よう〜
空港周辺には、飛行機の“お腹”を見ることができる展望広場や由緒ある寺院があります。空港からちょっと足をのばして、そこでしか見ることができない景色や撮影スポットを回ってみましょう。

このコースのおすすめポイント!
  • 「石雲院展望デッキ」で見る富士山と飛行機
  • 「龍山門 石雲院」の立派な山門
  • 空港東側展望広場「だいだらぼっち」で見る飛行機の“お腹”
  • 新四国八十八ヶ所一番札所「養勝寺」

〜モニター体験記〜

「富士山静岡空港」スタート

出発地点は「富士山静岡空港」。
迫力ある飛行機の写真を撮れることを期待して出発です。

まず、1階ロビーにある総合案内所で今日の飛行機の発着時刻や運航状況を確認。
「石雲院展望デッキ」
より近くで飛行機を見るならココ!

旅客ターミナルビルを出て、左手(東側)に450m、7分ほど歩いた場所にある「石雲院展望デッキ」。
ここは、滑走路全体が見渡せ、お天気の良い日は富士山を望むことができる絶好のビュースポットです。
離着陸する飛行機を間近で見ることができるだけではなく、普段見ることができない空港で働く“特別車両”も見ることができるかもしれません。

デッキ内には、休憩所があり、お茶とコーヒー(無料)の嬉しいサービスもあります。
(土日祝の午前11時~午後3時)
飛行機に手を振ろう!

迫力あるエンジン音と共に、鮮やかな緑色の機体が大空から降り立ってきました。広大な景色の中、ひときわ存在感を放つフジドリームエアラインズ(FDA)の機体を見ることができただけでも興奮します!
着陸の瞬間は、カメラのシャッターを切るにちょっと緊張しますが、飛行機と一緒に写真を撮ることができました。

この日出会えたのは
午前11時10分FDA静岡到着便(福岡空港発>>富士山静岡空港着) 毎日運航。
機体の種類や色は、FDAのホームページの運航状況へ。
当日、翌日の便が確認できます。
http://www.fujidream.co.jp/
「龍山門 石雲院」へ

目の前で見た飛行機に大満足し、「龍山門 石雲院」へ。展望デッキから「龍山門 石雲院」に続く道を下って行くと...

とっても綺麗な桜が出迎えてくれました。あまりの綺麗さに、つい足を止めて写真を撮ることに。

「子宝杉」もありました。2本の杉の木の根本がくっついていて、仲良し夫婦のように見えます。なんだかご利益がありそうですよね。
訪れる人を圧倒する山門

約5分で到着。
「龍門山 石雲院」の山門は、圧巻です。
その見事な彫刻に思わずため息が出るほど。三間一戸の八脚門の総欅造りで、日光東照宮の陽明門を参考にして造られたと言われていて、牧之原市指定文化財になっています。

山門を見上げてみると、珍しい彫刻が。
干支の彫刻が施されているのです。
みなさんも、ここへ来たらぜひ、自分の干支を探してみてくださいね。

次の場所で見る飛行機の時間を気にしながら、次の場所へと歩きはじめたところに、あちこちに黒い物体が...

その正体は、ヒキガエルでした。しかも、6匹もいたのです。静かな境内に響くヒキガエルの鳴き声に、春の訪れを感じました。

総門を出たら、必ず振り返ってみて下さい。緑に囲まれ、威容を誇った朱色の総門もお見逃しなく。

さあ、ここからはたくさん歩くので気合を入れて行きましょう!次の目的は、飛行機の“お腹”を見ること。
空港東側展望広場「だいだらぼっち」へ向かいます。
約4kmの道のりです。

県道73号線に出て歩いていくと、茶色の橋がかかる交差点が見えます。ここが左折をするポイントです。目印となる標識がないので注意してください。

民家と茶畑があるのどかな道を進み、空港東側展望広場「だいだらぼっち」へ行く最後の曲がり角を左折します。

ここからは、坂道しかありません。途中、急な場所もありますが、その先に飛行機の“お腹”を見ることができる穴場スポットが待っています。
空港東側展望広場「だいだらぼっち」
迫力満点!飛行機の“お腹”を見よう

「龍山門 石雲院」から歩くこと50分。
空港東側展望広場「だいだらぼっち」に到着しました。
飛行機の時間が近づくにつれて、人が集まってくるので、この場所の人気ぶりを感じました。
今か今かとカメラを構える方もいらっしゃいました。
(駐車場・東屋・ベンチ・トイレ有り)

赤い進入灯を目指して、札幌から着陸態勢の全日本空輸(ANA)が見えてきました。だんだんと近づいてくる飛行機に私たちもソワソワ。そして、ついにこの瞬間が!

「見えた~!」 これが絶対に見たかった飛行機の“お腹”と言われる胴体です。
この眺めは、本当に一瞬なのです。「だいだらぼっち」まで頑張って歩いた甲斐がありました。

さらに、この日はもう一機見ることができるラッキーデー!今度は、空港を飛び立つ韓国行きエアソウル(RS)の飛行機が。急いで、先ほどとは違うポジションを探しました。
寝ころんで見てみよう!

「こんな良いところがあったよ!」

そこはなんと、靴を脱いで寝ころびながら飛行機を見ることができる大きなデッキがありました。
これは、なんて贅沢な眺めなのでしょう。
飛行機見学初心者でもとっても楽しむことができました。

この日出会えたのは
午後0時20分ANA静岡到着便(新千歳空港発>>富士山静岡空港着) 毎日運航。
午後0時40分RS静岡出発便(富士山静岡空港発>>仁川国際空港着) 月・木・土曜日運航。
美味しい!楽しい!昼食タイム

たくさん歩いたので、お腹もペコペコ。休憩しながら、お弁当を食べることにしました。
青空の下で食べるお弁当は格別に美味しい!
近くにお店がないので、お昼ご飯は持参することをおすすめします。
お茶どころ自慢の茶畑を歩こう

さて、お昼が済んだら出発です。
さすが、お茶どころならではの眺め!どこを見渡してもお茶、お茶、お茶です。
新茶シーズンは、茶畑が萌黄色に染まる期間限定の景色が楽しめます。

茶畑を抜け、次に目指すところは空港の反対側にある「養勝寺」へ。約7km、95分の道のりです。
「吉田町牧之原市広域施設組合リサイクルセンター」の先にある四叉路の道に出たら左折。
ここから先の道は、車の通行が多く歩道がないため注意して歩いてくださいね。

南原公民館(島田市船木)付近のくの字に曲がる道を左に進み、「静岡カントリー島田ゴルフコース」の方面へ歩きます。

県道230号線まで出てきたら、あと一息です。

見えてきました。「養勝寺」の看板が目印です。
新四国八十八ヶ所一番札所「養勝寺」到着

新四国八十八ヶ所一番札所「養勝寺」に到着しました。

さすがにこの距離は少し疲れましたが、その疲れを癒してくれるような、緑豊かなとても静かなお寺です。

境内にはひっそりと、新四国八十八ヶ所一番札所である弘法大師の石仏が安置された社がありました。

養勝寺住職・朝倉元巧和尚と四国霊場を再度にわたり巡拝した福智院(旧金谷町)の貞法尼が発起人となり、この地を新四国八十八ヶ所一番札所と選定し、地域の人々の安全と繁栄を祈念しています。
富士山静岡空港に到着

「養勝寺」から徒歩40分。「富士山静岡空港」に戻ってきました。
新たな発見がいっぱい!
空港から少し足をのばすだけで、そこでしか見ることができない飛行機の姿や、茶畑の景色が楽しめ、歴史ある寺院に立ち寄ることができました。
特に、飛行機の“お腹”が見られたことは大発見でした。みなさんも、ぜひ、この景色を見に空港周辺を回ってあなたらしい思い出の一枚を残してみませんか?