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【動物検疫所からのお知らせ】「夏期休暇期間中における動物検疫の強化について」


夏期休暇期間中における動物検疫の強化について

 現在、中国、韓国、台湾等の諸外国・地域においては、 口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザ等の家畜の伝染性疾病の発生が継続的に確認されておりますが、加えて、先月には韓国の済州島の豚飼育農場で1998年以来、18年ぶりに豚コレラの発生がありました。
 農林水産省動物検疫所においては、これらの疾病が我が国に侵入することを防ぐため、発生国・地域からの畜産物輸入を禁止しているほか、 空海港での入国者の靴底消毒、車両消毒、海外での家畜との接触歴等に関する質問を実施するなど、水際検疫を徹底しているところです。
 これから夏期休暇の時期を迎え、海外から帰国する海外旅行者数の増加が予想され、人や物の動きが一層激しくなることから、人や物を介した家畜の伝染性疾病の侵入リスクが極めて高くなることが考えられます。
 海外へ渡航される皆様は以下の内容についてご注意ください。

(1) 中国、韓国、台湾等の高病原性鳥インフルエンザ、口蹄疫等の家畜の伝染性疾病の発生している国から日本へ肉製品を持込むことは禁止されています。免税店で購入したものや個人消費を目的としたものであっても持ち込むことはできません。

(2) 海外からの病原体の持込みを防止するため、 入国者に対して実施している靴底消毒に御協力ください。

(3) 海外では家畜を飼養している農場等への不要な立入りを避けるようにしてください。 やむを得ず海外で牛や豚、 鶏などの家畜のいる場所に立ち入った方や国内で家畜に触れる予定のある方は、入国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。