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【動物検疫所からのお知らせ】ゴールデンウィーク期間における動物検疫の強化について


ゴールデンウィーク期間における動物検疫の強化について

家畜の悪性伝染病の侵入を防止するために・・・海外旅行される方へのお願い

現在、中国、韓国、台湾等の多くの国で、口蹄疫やアフリカ豚熱(ASF)、高病原性鳥インフルエンザ等の家畜の伝染性疾病が発生しています。特にASFは、昨年12月に韓国釜山広域市で野生いのししにおける発生が確認されて以降、相次いで発生が確認されているなど アジア・ヨーロッパ各地で家畜の伝染病の発生が続いており、日本への侵入リスクが高まっている状況です。
動物検疫所では、これらの疾病が日本へ侵入することを防ぐため、発生国・地域からの畜産物の輸入を禁止しているほか、 空海港での
入国者に対する靴底消毒、海外での家畜との接触歴等に関する口頭質問など、水際検疫を徹底しているところです。
ゴールデンウィーク期間中に、海外へ渡航される皆様は以下の内容についてご注意ください。

(1)海外から日本への肉製品の持込みは法律で厳しく制限されており、数量の多少や輸送形態(手荷物・携帯品や郵便物)にかかわらず、持ち込むことはできません。免税店で購入したもの個人消費を目的としたもの(真空パックや加熱しているものも含む。)であっても持ち込むことはできません。
 手荷物の中に、輸入申告のない肉製品などの肉製品が確認された場合、個人消費用やお土産目的であっても、罰則の対象となります。
  ○動物検疫所ホームページ「肉製品などのおみやげについて(持ち込み)」
   http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/aq2.html

(2)海外からの病原体の持込みを防止するため、 入国者に対して実施している靴底消毒に御協力ください。

(3)海外では家畜を飼養している農場等への不要な立入りを避けるようにしてください。 やむを得ず海外で牛や豚、 鶏などの家畜のいる場所に立ち入った方や国内で家畜に触れる予定のある方は、入国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。


農林水産省 動物検疫所 静岡出張所